東日本事業本部 肥料事業

「お客様の圃場に適した施肥の実現」と「地域に密着した」
肥料事業をめざします。

圃場(ほじょう)・・・農作物を育てる農地のこと
施肥(せひ)・・・農作物に肥料を与えること

大間々肥料工場

住所
群馬県みどり市大間々町大間々1661番地
工場敷地面積
およそ73,000m²
年間定時
生産能力
100,000t(化成肥料)
ISO9001
2015  認証 C2022-04666

肥料とは

What Is Fertilizer

肥料とは、野菜や草花等の植物を作物として生育させるために施すものです。土壌中に作物の生育のために必要な栄養素が足りない場合、施肥により栄養を補います。
肥料には多くの種類があり、大きくは動植物の有機物を原料とする「有機質肥料」と化学的に製造される「化学肥料」に分けられます。

有機質肥料

有機質肥料とは、油粕、鶏糞、魚粉、米ぬか等、植物性または動物性の有機物を原料としたものをいいます。
日本の農業において、牛馬は農耕労働力としてだけではなく、その糞尿を良質な堆肥の原料として活用してきました。
畜産農家の糞尿を堆肥化して圃場で活用する耕畜連携の取り組みは、循環型農業としてSDGsの面からも注目されています。

化学肥料

化学肥料とは、鉱物などの自然界に存在する無機物を原料とし、化学的に製造されたものをいいます。植物が育つためには無機養分が必要であり、窒素・リン酸・カリウムが肥料の三大栄養素です。無機養分を一つ含む肥料を「単肥(たんぴ)」、窒素・リン酸・カリウムのうち二つ以上の成分を含む肥料を「複合肥料」といいます。

肥料の種類

配合肥料・・・2種類以上の肥料を目的に応じて混ぜ合わせた肥料。
化成肥料・・・無機質原料に化学合成を加えて製造した肥料。
液体肥料・・・液体状の肥料。希釈して追肥等に利用する。
有機化成・・・有機質原料を20%以上含み、かつ有機質原料に由来する窒素を1%以上含有する化成肥料。
ぼかし肥料・・・有機質原料を発酵させた肥料。

大間々肥料工場の製品

Products
種類 製品説明
化成肥料・有機化成 化成肥料・有機化成は粒状製品です。2~4mmの篩がけをしており、機械まきをしてもまきムラが少なく、どの粒を取っても同じ成分です。
配合肥料 配合肥料には粒状配合・有機配合ペレット・ぼかしタイプの製品があります。
セルフブレンド肥料
(施用者委託配合)
土壌診断結果やお客様のご希望から、圃場ごとに適したオーダーメイドのブレンド肥料をご提案しています。
液肥(液体肥料) 液肥は20㎏の箱製品のほか、タンクローリー車でお届けする製品もあります。
土壌改良材 土壌改良材には保肥力アップを目的にしたものや、米麦・コンニャク・野菜の土壌改良を目的とした製品などがあります。
化成肥料(粒状タイプ)
配合肥料(粒状タイプ)
配合肥料(ペレットタイプ)
配合肥料(ぼかしタイプ)
液肥:20㎏箱
液肥:タンクローリー車

大間々肥料工場の設備概要

Products

化成肥料製造工程

配合肥料製造工程

ペレット加工工程

液体肥料製造工程

肥料ができるまで(化成肥料製造の工程)

Process
STEP01
原料の入庫

各原料ピットに下され保管

STEP02
原料・製品の分析

入荷原料・製品の保証成分を確認

STEP03
原料投入

設計書に合わせ所定の投入口へ

STEP04
造粒機

連続計量し造粒・乾燥・冷却

STEP05
完成品
STEP06
自動積付ロボット

パレットへ積み付け

STEP07
パレットへ積み付け

製品倉庫に保管

STEP08
出荷

注文書ごとに出荷